ラストワンマイル協同組合は、東京都中小企業団体中央会が実施する「中小企業組合等新戦略支援事業ネクストに係る特別支援『デジタル技術を活用した販売力強化プロジェクト』」において、**「物流業界における教育DX基盤構築による販売力強化プロジェクト」**が採択され、令和8年7月より本事業を開始しています。
■ 本プロジェクトについて
物流業界では、「人材不足」「業務の属人化」「教育体制の未整備」などが課題となっています。
特にラストワンマイル配送では、現場で培われた経験やノウハウに依存した教育が多く、教育内容や配送品質にばらつきが生じることがあります。
本プロジェクトでは、こうした課題の解決に向け、Eラーニングを中心とした教育DX基盤を構築し、配送業務における教育の標準化と配送品質の向上を目指します。
■ 教育DX基盤の構築
配送現場で培われてきた実務ノウハウを整理・体系化し、動画を中心とした教育コンテンツとしてデジタル化します。
さらに、学習管理システムを活用し、
教育コンテンツの配信
受講状況・学習進捗の管理
理解度テスト
修了判定
スキルの可視化
などを一体的に管理できる仕組みを構築します。
これにより、従来の経験依存型の教育から、**「誰が教えても一定の品質で学べる教育」**への転換を目指します。
■ 配送品質の向上と販売力強化
本プロジェクトでは、教育を実施すること自体を目的とするのではなく、教育によって現場の行動や配送品質を改善し、最終的には荷主企業から選ばれる物流サービスの構築につなげることを目指しています。
今後は、誤配・再配達・顧客対応などの配送品質に関する指標と教育データを組み合わせ、教育の効果を検証しながら継続的な改善を進めていきます。
また、教育DX基盤の導入によって実現する配送品質の向上や業務効率化について、荷主企業や物流事業者等にも分かりやすく発信し、**「配送品質を見える化し、選ばれる物流事業者へ」**という新たな価値の提供を目指します。
■ 今後の展開
現在、Eラーニングシステムの構築、教育コンテンツの制作、WEBプラットフォームの整備及び広告・広報施策の準備を進めています。
今後、組合員企業への導入・運用を進め、教育効果や配送品質の改善状況を検証するとともに、将来的には組合外の運送事業者や他地域・他団体への展開も視野に入れています。
本プロジェクトを通じて、単なる教育システムの導入にとどまらず、物流業界における教育の標準化、配送品質の向上、そして物流事業者の販売力強化につながる教育DX基盤の確立を目指します。
ラストワンマイル協同組合は、今後もデジタル技術を活用した物流業務の効率化・品質向上に取り組み、荷主企業や利用者から信頼される、持続可能な物流体制の構築を推進してまいります。


